日本とイタリアの「空き家問題」の共通点とアルベルゴ・ディフーゾ。

先日ネットの記事で ”空き家が846万戸存在する日本と 700万戸のイタリア。 日本列島の5分の4の大きさのイタリア半島で なぜ同じ「空き家問題」が起きたのか” というのを見つけました。

日本とイタリアの空き家問題にはいくつかの共通点があるとのことです。

・高齢化率・・・2018年に日本が28.1%で1位、イタリアが23.3%で2位。

・少子化問題・・・出生率が日本1.43人、イタリア1.32人と共に低い出生率

・人口減少問題・・・日本は2008年ピーク、イタリアは2017年ピークで減少

加えて戦後復興と建築ブームということが挙げられています。

そんな中、イタリアの深刻化する空き家問題を解決する一つの試みとして注目されているアルベルゴ・ディフーゾです。

このアルベルゴ・ディフーゾとは一体どのような取り組みなのか。

アルベルゴ・ディフーゾとは、イタリア語で「分散したホテル」という意味。町の中に点在している空き家をひとつの宿として活用し、町をまるごと活性化しようというものです。

こちらは以前こちらのnoteにも書かせてもらいましたので今日ものある方は読んでいただければと思います。。

ここでは無人駅をフロントとし、ここから電車が到着する時間にあわせて、ホテルスタッフが駅ホームまで客を迎え行き、無人駅の駅舎でウェルカムティー。チェックイン後は、送迎車で宿泊地に移動。道中、集落、湧き水、ワサビ田などをホッピングしながら、沿線まるごとホテルならではのマイクロツーリズムを楽しむというものです。

また、このような流れは日本でも各地で分散型ホテルや、地域ホテルといった形で展開されています。

地方に暮らす若者たちが、何に最も苦しんでいるか、それは病院が遠いとか、経済性でもない。何よりも苦痛なのは疎外感だということ。

歴史や文化、農業や漁業などの産業も人が住み続けることでようやく引き継いでいくことができます。

イタリアで一定の効果が出てるこういった方法で日本の地方をすくことができれば、日本全体がまだまだ魅力ある国になれるだろうなあと思いますがいかがでしょう。

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