最新の2018年の調査で、空き家数は846万戸で5年前に比べて26万戸の増加、空き家率は13.6%と、0.1%の増加にとどまりました。
この数字が予想外に少なかったという事で、いろんな声が聞こえています。
僕も今回の調査で1,000万戸の大台を超えてくるだろうと予想していたので正直意外でした。
東洋経済によると、2014年から2018年の5年間(暦年ベース)の新設住宅着工戸数は約467万戸(年平均93万戸)だった。
同じ期間に災害または除却による住宅滅失戸数は約56万戸(同11万戸)だった。差し引き増加分は411万戸である。
今回の住宅・土地統計調査では、総住宅数は6242万戸となり、5年前に比べて3.0%増、179万戸の増加だった。実に「411万戸-179万戸=232万戸」もの違いが生じている。いくら調査方法が違っていると言っても、差異が大きすぎて、「誤差の範囲」とは言えないレベルである。
その理由について統計担当者や業界関係者から納得できる説明を聞いたことはない。では、5年間で「232万戸」もの住宅はどこに消えたのだろうか。
この記事の中では、最大の原因は、住宅滅失統計調査の精度の問題だろうと書いている。
ただ、精度の問題にしては現実の数字と離れすぎているとも書いている。
我々が日々、肌で感じている現状は今回の発表よりもっと深刻です。
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