ドイツの空き家対策

今日は一日雨が降ったりやんだり。空き家管理舎です。

空き家問題で1900年代人口流出と空き家率の増大という事態に直面したドイツのライプツィヒ。

その中でも特に衰退が激しい東地区アイゼンバーン通り。

ライプツィヒで一番住みたくない通り。今でも空き家率4割を超えてます。

そんな通りの一角にカラフルに彩られた建物があります。

中ではたくさんの子供たちが大きなキッチンを囲んで料理を作っています。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/miraigaku/20140603/400707/?bpnet

食育と町づくりの先進的な事例ですね。

ライプツィヒでは2000年初めから20年後を見越した地域計画が作成されより具体的な未来像を描いてきました。

その中でも『緑のネットワーク』のコンセプトは特筆すべきです。

工場跡や空き家を計画的に取り壊し緑地として整備、緑地空間のネットワークをつくることで住環境の質を向上させるというものです。

もう一つ素晴らしいのは、空き地の暫定利用を後押しする独自のプログラム『利用許諾協定』を立法したことです。

90年代に不動産価値のない個人の所有の建物が多く放置され住環境を悪化させていた。

空き家のオーナーは地元に対する関心が薄い場合が多く、都市の再生に協力してもらうには実利をもたらす必要がありました。

この『利用許諾協定』はこれらの空き家を所有者の承諾を得て取り壊し10から15年の間暫定的に公共空間として緑地へ転換するというものです。

いくつかの仕掛けがありますがお互いにメリットのある仕組みです。

日本の風土にあった仕組みを考えましょう。

○今日のラッキー  ひとつ出来上がりました。ラッキー(^^)/

空き家対策はお任せください。香川県全域、愛媛県東予・中予地域・石川県・新潟県の空き家は、月々5,000円(税抜)から空き家管理舎が責任を持って管理します。

http://akiya.shoukoukai.net/

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