下町の商店街や古民家が残る街並み、空き家活用で注目の地域ホテル

空き家活用で注目の地域ホテルがいろんな地域で展開されてますね。

全国で増え続け社会問題となっている空き家を有効活用しようという動きが広まっています。大阪府東大阪市、下町の布施の商店街にあるのは元喫茶店や洋装店を改装したホテルです。商店街をホテルのように活用し、チェックイン後、商店街の食べ歩きなどもでき、空き家問題を解決する手段として、期待を寄せられています。いっぽう兵庫県丹波篠山市には、古民家を改装したホテルが街に点在し、風情を感じながら宿泊することができます。町全体の空き家をホテルにする動きは、「空き家問題」の解決につながると思います。

これらの分散型ホテルと呼ばれるものの代表格はアルベルゴ・ディフーゾかと思います。アルベルゴ・ディフーゾは、イタリア語で「分散したホテル」という意味。

町の中に点在している空き家をひとつの宿として活用し、町をまるごと活性化しようというものです。まちの中ににレセプション(受付)があり、そこでチェックインした後、まちなかにある部屋の鍵を受け取ります。夕飯や朝食はまちの中の決められたレストランなどでとる。

これまで続いてきた家、人、文化を大事にすることで、まちの本来の景観を維持しながら地域が一体となってもてなす仕組みです。

アルベルゴ・ディフーゾ10の決まり (公式HPから引用)

1.【経営形態】1つの事業者が、一括して経営・管理していること。

2.【ホスピタリティのクオリティ】宿泊施設として、プロフェッショナルで心のこもったサービスを提供していること。

3.【建物と地域の規定】既存の建物を再利用したものであること。またそれが以前から人が暮らしてきた村や町に存在していること。

4.【施設】飲食サービスを伴う食事処、レセプション、共同スペース、喫茶やバーコーナーなどの施設がもうけられていること。

5.【建物間の距離】建物間は宿泊客の移動が負担にならない距離にあること。レセプションのある母屋と別棟との距離は200m以内を目安とする。

6.【地域】活気あるコミュニティづくりに寄与すべき存在であること。町にせよ集落にせよ無人であってはならない。

7.【環境】ありのままの環境があること。直面する現実と、地域の文化が融合していること。

8.【アイデンティティ】地域の伝統的なアイデンティティを大切にし、それらが安定してサービスに反映されていること。

9.【地域性】地域や地域文化と一体した経営であること。

10.【連帯感】アルベルゴ・ディフーゾとしての誇りと、アルベルゴ・ディフーゾ同士の連帯意識を持って活動すること。

新型コロナウィルスの影響で、テレワークやワーケーションといった働き方が広がるとともに、都心から人の分散もひろがりました。

ユニークな人財が地方に移動することで、地域資源との化学反応がおこり、今までなんとなく見ていた景色が、見る人によってこんなに違うものかとおもうことでしょう。

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