空き家活用の現場で最近よく耳にする言葉で「関係人口」という言葉があります。
今まで、定住人口や交流人口の増加を目指そう、といったまちづくりなどでの目標がありましたが、最近は関係人口を増やそう、というのが多いです。
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。
地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。
いわゆる地域にとって重要な若者・馬鹿者・よそ者のよそ者ですね。
総務省では、地域に関わりを持つ人々が地域づくりにかかわる機会を提供したり、地域課題の解決等に意欲を持つ地域外の人々との協働実践活動に取り組んだりする地方公共団体を支援するモデル事業を「「関係人口」創出事業」としてスタートさせました。
今後空き家対策や、空き家の利活用の現場ではなくてはならない人たち、それが関係人口なんでしょうね。
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