「空き店舗のポテンシャルは高い」商店街のシャッターを開けて 芸術祭アート付き物件で貸し出し

じつは空き家とアートの相性はすごくいいです。

こういった「空き家×アートイベント」はまさに空き家活用との相性も良く、空き家に対するネガティブなイメージを取り去るものでもあります。

空き家活用を成功させる為に特に重要なのは、「継続性」と「定着性」であるといわれます。

今後もこういった「空き家と地域の文化」が融合した活動が、いろんな地域で継続的に開催されると、もっと空き家の可能性がひろがり、空き家問題が問題でなくなる時がくると思います。

こちらの記事、かつては賑わっていた商店街。今では、シャッターが閉まり、使われなくなった店舗が多くあります。

このシャッターを開けようと、静岡県三島市の商店街で空き店舗を活用した芸術祭が開かれています。

僕の地元でも瀬戸内国際芸術祭が開催されています。

毎回何らかのもお手伝いをさせていただいてますが、空き家や使われていない学校などが新しいエネルギーを注入されて生まれ変わっていくのを間近で見ることができるのはほんと幸せです。

空き家をたんなる芸術作品を展示するスペースに活用するだけでなく、アーティストが島中を歩いて受けたインスピレーションをもとに芸術作品として生み出すところにも大きな意味があると思います。

島のみなさんと食事をしたり、お酒をのんだり、お祭りに参加したりと、こういった活動の中で、島の人たちとの結びつきが強いアート作品が生まれるのです。

とくに瀬戸内国際芸術祭は、「島のおじいさんおばあさんの笑顔を見たい。」-そのためには、人が訪れる“観光”が島の人々の“感幸“でなければならず、この芸術祭が島の将来の展望につながって欲しい。このことが、当初から掲げてきた目的=『海の復権』です。

また以前僕のnoteで、「マドカイ」というサービスを紹介しました。

https://note.com/akiyakanrishi/n/n8b17fa015b6e

「マドカイ」とは、熊本のデザイン会社が編み出したユニークなサービスデザインで、空き店舗のショーウインドウとECサイトを連動させ、オンライン販売を行うと同時に、まちの発展にも貢献するというもの。

ショーウインドウでそのまま買い物ができるいわゆる無人店舗で、歴史的な建物や、人が住んでいる建物でも可能で、大規模な工事も必要なく、建築許可といった大掛かりな申請いらないのが魅力です。

アートと空き店舗、これからもっといろんな可能性が広がればいいなあと思います。

ちなみに今回紹介した、三島市の芸術祭で使用された3つの空き店舗は、芸術祭終了後、アート付き物件として貸し出しをする予定です。

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