アルベルゴ・ディフーゾとはイタリアで1980年代に始まった、小さな村の廃村の危機を救った集落の試みです。
地震の被害を受けた集落の再構築を目指した取り組みがきっかけで、日本の旅館のサービスがヒントになったともいわます。サルディーニャ島から始まって今では約150軒あるといわれています。
まちにレセプション(受付)があり、そこでチェックインした後、まちなかにある部屋の鍵を受け取ります。
夕飯や朝食はまちの中の決められたレストランなどでとる。
アルベルゴ・ディフーゾの要件としては、
・客室は一つの村、あるいは歴史的地区の複数の建物に分散している
・客室とレセプション、食堂などの施設は200m以内にある
・宿泊施設としてホテルと同等のサービスが提供できる
などがあります。
日本の過疎化が進む地域でも使えそうな部分が多くありますが、本質はハコである建物ではなく、ソフトであるヒトであるという事です。
アルベルゴ・ディフーゾ協会のHPはこちら
空き家の事ならあなたのまちの空き家管理舎パートナーズにお任せ下さい。