こういった活動が全国の大学に広がって、卒業研究で各大学の特色が出た学生寮がいろいろできれば面白そう。
地元の所有者も学生寮という使い方なら喜んで貸してくれそう。
大学対抗リノベ選手権なんかいいんじゃないでしょうか。協会でやってみたいなあ。
谷が入り組む地域に開発された、横須賀特有の「谷戸」と呼ばれる住宅地。高齢化や人口減少と共に増え続ける空き家が問題となっている―。
追浜駅から8分ほど歩いた高台。谷戸地域を活性化させようと、関東学院大学の学生らが空き家をリノベーションし、シェアハウスとして利用する一軒家がある。
きっかけは2014年、当時4年生だった人間環境デザイン学科の学生らが卒業研究で空き家を取り上げた。「大学に近い追浜地区の空き家を活用して、学生たちの居住にできないか」―とプロジェクトを発足した。キャンパス近隣、追浜地区の空き家調査から始め、同2丁目の2階建て住宅の所有者から許可を得て改修工事を開始。地元の工務店の協力を仰ぎながら、学生自身でリノベーションしていった。改修費用は谷戸の空き家への学生居住を支援する横須賀市の補助金を活用。15年の春に完成し、当時の2年生3人が暮らし始めた。4年たった現在も、学生3人が居住。また、市から学生1人につき5千円の家賃補助も受けている。
特長は、見晴らしが良いウッドデッキ。「学校からも歩いて20分ほどということもあり、仲間で集まって眺めの良いテラスでバーベキューなどを楽しんでいる」と、この家に住む法学部4年の佐藤優輝さん。また、地域活動にも積極的に参加している。地元の祭や近隣公園の草刈などの他、「近所の高齢者のゴミ捨てを手伝うことも」と佐藤さんは話す。
同大ではこのほか、空き家を活用したプロジェクトとして、地域交流スペース「おっぱまのま」や、ベトナムの留学生向けのシェアハウス「バンマイおっぱま」なども手掛けている。
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