温暖化なのになんで「ドカ雪」。空き家の雪下ろしがたいへん。

千歳市では午前11時までの積雪が114センチとなり観測史上最も多い記録的な大雪となりました。

新千歳空港も滑走路が閉鎖され欠航が続いています。

地球の温暖化といわれ、気温が高くなっている問題が注目されていますが、近年雪の多い地域では、一日で1メートル以上積もる、いわゆるドカ雪での被害が多く出ています。

これは、どうやら「ラニーニャ現象」が関係しているようです。

積雪地域の複数の観測点でのひと冬で降る雪の量は、年々少なくなっているものの、一日あたりの降雪量は逆に大きくなっているのです。

空き家の増加も相まって冬の空き家問題は年々深刻になっています。

空き家の屋根に積もった雪の重みで空き家が倒壊、道路が通行止め、というニュースもよく聞きます。

上越市が去年暮れに発表した一斉雪下ろしの新しいルールをめぐり、家主不明の空き家をどう扱うかについて中川市長は、危険性のある場合などは、行政代執行も検討する考えを示しました。

毎年のように積もる雪と、年々連絡が取れなくなる空き家の所有者。

何らかの施策をもってあたらないと解決はできそうにありません。

代執行なのか、費用捻出のために固定資産税に上乗せするのか、近日中にでる具体策に注目です。

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