空き家管理からの売却というケースも多いのでこういった流れは今後も進むでしょう。
築年数が古い空き家など専門業者がやりたがらない物件をNPOなどが取り扱うケースは特に地方都市では増えてきそうです。
依頼を受けた空き家の維持管理を行う吉水町のNPO法人あんしん空き家管理ネット(横山洋美(よこやまひろみ)代表理事)はこのほど、宅地建物取引業免許を取得した。これまで取り組んできた空き家の管理事業に加え、今後は不動産取引の仲介もできるようになる。不動産会社が扱いに難色を示す空き家の売買を仲介することで、放置空き家の解消を促進する狙いだ。
同NPO法人は、全国的に増加する放置空き家問題を受け昨春、所有者に代わって草刈りや修繕などの管理を担うサービスを開始。現在は、市内および近隣市町の空き家24軒の管理を請け負っている。
遠方に住む空き家所有者の中には売却を希望するケースも多かったため、同NPO法人は不動産会社に売買の仲介を依頼してきた。しかし、空き家売買は「手間の割に仲介手数料が少ない」といった理由で、不動産会社が仲介に熱心でないケースも多かったという。
そこで同NPO法人が直接空き家売買を仲介できるよう、横山智(よこやまとも)専務理事が宅地建物取引士の資格を取得。その後、同NPO法人は8月に宅地建物取引業免許を取得し、不動産取引の仲介ができるようになった。
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