シェアリングエコノミーを活用して社会問題の解決や、経済の活性化を目指そうという流れが近年一気に進んできました。
地方の空き家や空き地問題の解決としてはかなり面白いと思いますが、その地方でなかなか思うように浸透していないような気がします。
総務省の調査によると、日本は他国に比べシェアリングエコノミーの認知度はまだまだ低く、加えて「安全性・信頼性」への要求が高い傾向にある中、次のような点が課題として挙げられています。
1 安心・質の担保
個人間、いわば素人同士でサービスを提供するのがシェアリングエコノミーの特性であるため、「どのような人がサービスを提供しているのか不安」「悪質な利用者に使われないか心配」「質にばらつきが出るのでは」などという懸念
2 法整備の遅れ
シェアリングエコノミーを想定していない既存の法律が、個人間のサービスに対しどこまで適用されるのか不明確で、法に照らした規制や取り締まりが難しい状況
これらについて政府もガイドラインを作り後押しをしていくようですが、シェアというものに不慣れな日本人の心の中にあるストッパーがまだまだブレーキをかけている状況かなと思います。
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