最近注目のガバメントクラウドファンディングとは何か。。。ふるさとチョイスがふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディングです。
自治体が抱える問題解決のため、ふるさと納税の寄附金の「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した方から寄附を募る仕組みです。
こちらの記事で分かりやすく解説してます。
ふるさと納税に対する批判が高まってきているのはご存知だと思います。
そもそも「受益者負担の原則」という、行政サービスを受ける住民が税を負担する という原則があります。
その観点からみれば、ふるさと納税制度自体がすでに原則を逸脱しているのですが、それ以上に返礼品競争が過熱化しすぎていることが問題視されています。
こで、ふるさと納税の仕組みを利用したクラウドファンディングが登場しました。
いわゆるガバメントクラウドファンディングです。
これは、自治体主体の寄付型クラウドファンディングに限られますが、寄付することでふるさと納税と同じように所得税・住民税からの控除メリットが受け取れるだけでなく、ある程度の返礼品を付けることも出来る。
自治体にとっては、特定のプロジェクトに対して共感を得た人に支援してもらえるというメリットがあります。
ガバメントクラウドファンディングは、自治体が自らのプロジェクトに対し、他の地域からも寄付者を募ることができ、予算よりも多額な資金(寄付金)をつぎ込んでプロジェクトを実行出来る可能性が生まれます。
なにより自治体としてふるさと納税よりも資金が集めやすい。
導入までには(自治体によって差はありますが)議会の承認や予算の計上などの手続きを経る必要があるなど、すぐに動きづらい部分もありますが、今後自治体での導入が期待され、地域貢献に寄与するものと思われます。
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