空き家が狙われるリスクと空き巣対策のポイント
近年、空き家が空き巣に狙われるケースが増加しています。
特に空き家は住人がいないと見なされると、侵入のリスクが高まるため、防犯対策が重要です。
ここでは、「住んでいる感」を演出し、空き巣に狙われにくくするポイントをご紹介します。
空き巣が侵入する手口と防犯の基本
警視庁の「令和元年の刑法犯に関する統計資料」によると、空き巣の侵入方法は以下の通りです:
- 無施錠の窓やドアからの侵入:37%
- 窓ガラスを割っての侵入:41%
- 合鍵やピッキングでの侵入:7%
これらのデータからも、ドアの施錠の徹底や窓ガラスの破損を防ぐ対策が必須です。
窓ガラスに防犯フィルムを貼ったり、センサー付きのライトを設置することが効果的です。
しかし、最も重要なのは「空き家」と思わせないことです。
「住んでいる感」を出すための具体的な対策
- 庭木や生垣の管理
定期的に庭木の剪定を行い、生垣を少し低くしておくことで、外からの視認性を確保し、不審者が入りにくい環境を作ります。 - ポストの整理
郵便物やチラシがポストにたまると「不在」を知らせることになります。定期的に回収し、空き家だと悟られないようにしましょう。 - 電話の転送サービス
空き家に誰も出ない固定電話は「空き家」だと知らせてしまいます。NTTの「ボイスワープ」などの転送サービスを利用して、携帯電話に転送することが効果的です。これにより、外部から空き家と見なされるリスクを減らせます。
空き家でも安心を保つために
全国で空き家が増え、空き巣の標的になりやすくなっていますが、「住んでいる感」を演出する工夫や防犯グッズを活用することで、空き家が狙われにくくなります。
空き巣対策は、「常に人がいるように見せる」ことが鍵です。
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■山下裕二 プロフィール━━━━━━━━━━━━━━
妻と一男(大学2年生・大阪在住)一女(高校3年生)の4人家族。
気が付けば、空き家を管理して20年。
これから空き家を管理するだけではなく、資産として利活用する方法も皆さんと一緒に考えていきたいです。
一般社団法人空き家管理士協会 代表理事
https://www.akiyakanrishi.org/
空き家管理舎パートナーズ 代表
https://www.akiyakanrisha.net/
有限会社 山下建設 代表取締役