今回は、近年急増している「空き家狙いの空き巣」について、最新の傾向と対策をお伝えします。
空き家狙いの空き巣、その実態
最近のニュースでは、「空き家専門の空き巣」という言葉をよく耳にします。実際、某県では2年前と比べて空き家狙いの被害が2倍以上に増加しているそうです。
僕も以前ラジオで空き家の空き巣被害についてお話しましたが、それだけ被害が増えているという事です。
例えば、2024年6月には北九州市で、ベトナム国籍の男性4人が空き家に侵入し、窃盗未遂の疑いで逮捕されました。この事件では、県内で70件以上の空き家被害が確認されているとのことです。
なぜ今、空き家が狙われているのか？
空き家が狙われる理由はいくつかあります：
いちど敷地内に入ってしまうと人目につきにくい
被害の発見が遅れやすいので逃走がしやすい
現金以外に貴重品が放置されている可能性が高い
特に注意が必要なのは、都市部だけでなく地方の空き家も広範囲で狙われているという点です。
空き巣被害の特徴と傾向
最近の空き巣は、現金よりも指輪や骨董品、美術品を狙う傾向にあります。また、一つの地域で複数の空き家を狙い、県をまたいで活動することもあるそうです。ニュースで見ても数十件の余罪があるとの報道が多いですよね。
効果的な防犯対策5選
ソーラー式センサーライトの設置
窓ガラスへの防犯フィルム貼付や二重ロック錠
防犯玉砂利の使用
空き家管理などの定期的な見回りサービスの利用
近隣住民との関係をつなぎつつ連携しておく
「空き家に見せない」ための具体的な方法
郵便物の転送設定
定期的な庭の手入れ
雨戸やカーテンを全部閉め切らないなどの適切な管理
おすすめの防犯サービス
NTTの「ボイスワープ」サービスを活用すると、固定電話にかかってきた電話を携帯電話に転送できます。月額数百円で利用可能で、「誰も住んでいない」と思われるリスクを軽減できます。
空き家狙いの空き巣被害は増加傾向にありますが、適切な対策を講じることで被害を防ぐことができます。「空き家に見せない」ことが最大のポイントです。定期的なメンテナンスと、近隣住民や専門サービスとの連携を心がけましょう。
皆さんの大切な財産を守るために、ぜひこの記事で紹介した対策を試してみてください。質問やご相談があれば、コメント欄でお待ちしています
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