「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の空き家活用について

今回は、日本社会が直面する二つの大きな課題、少子化と空き家問題について、画期的な解決策をご紹介します。

国土交通省が推進する「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」が、新たな展開を見せています。2023年度から、子育て世帯に焦点を当てた取り組みが加わったんです。

この事業には、二つのタイプがあります。民間事業者や非営利団体向けの「子育て住宅型」と、地方公共団体向けの「子育て公営住宅型」です。

「子育て住宅型」では、空き家を改修したり、新築したりして、子育て世帯向けの住宅を整備します。単なる住居提供だけじゃありません。見守りや自立支援といったサービスも提供するんです。

例えば、専門スタッフによる定期的な訪問や24時間体制の緊急時対応。さらに、生活指導や就労支援、子どもの教育支援まで行います。

一方、「子育て公営住宅型」は、既存の公営住宅を子育て世帯のニーズに合わせて改修します。

具体的な活用例をいくつか紹介しましょう。

古民家を子育て世帯向けのシェアハウスに改修したり、元旅館を多世代交流型住宅にしたり。別荘地の空き家をテレワーク可能な子育て世帯向け住宅に変えたケースもあります。

この事業のメリットは計り知れません。空き家問題の解決、子育て世帯の経済的負担軽減、コミュニティの活性化、地方創生、そして出生率の向上が期待できるんです。

興味を持った方、応募はまだ間に合いますよ。公募期間は2024年12月13日まで。国が事業実施に要する費用の一部を補助します。

この革新的な取り組みは、持続可能な社会を築くための重要なステップです。

子育て中の方、これから子育てを考えている方、地域活性化に関心のある方、そして実家を空き家にしている方。この事業は皆さんにとって大きなチャンスになるかもしれません。

空き家を地域の宝に変える。子育て支援と空き家活用の両立。この取り組みが日本各地に広がり、多くの人の幸せに貢献することを願っています。

さあ、皆さん。この情報を読んで、どう感じましたか?ご意見、ご感想をお待ちしています。

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■山下裕二 プロフィール━━━━━━━━━━━━━━

妻と一男(大学2年生・大阪在住)一女(高校3年生)の4人家族。

気が付けば、空き家を管理してもうすぐ20年。

これから空き家を管理するだけではなく、資産として利活用する方法も皆さんと一緒に考えていきたいです。

一般社団法人空き家管理士協会 代表理事
https://www.akiyakanrishi.org/

空き家管理舎パートナーズ 代表
https://www.akiyakanrisha.net/

有限会社 山下建設 代表取締役

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