高松で空き家の実態調査。

まだまだ花粉にやられてます。空き家管理舎です。
高松で空き家の実態調査が行われます。以下、四国新聞より。

全国で空き家の問題が深刻化する中、高松市は、市内で放置されている空き家対策に本格的に乗り出す。空き家のデータは現在、国による推計値しかないことから、本年度は初の実態調査に着手。庁内プロジェクトチームを立ちあげ、空き家の所有者向け支援や相談窓口の開設などの具体策について検討する。

市政策課によると、市内の空き家は、総務省の2008年の住宅・土地統計調査で3万1880戸と、前回の03年調査(2万1290戸)から約1万戸増加した。少子高齢化の進展に加え、所有者が家を新築するなどして放置されたケースが急増の理由として考えられるという。

ただ、総務省の統計調査は推計値のため、倒壊の危険性がある空き家の数などは把握できていない。そこで市は、市民の安全確保と生活環境保全を図ろうと実態調査に本腰を入れることを決定。5月以降をめどに、市内全域の調査をスタートする方針。

プロジェクトチームは関係8課で構成し、実態調査の結果を踏まえた上で、▽撤去や改修などに関する所有者向けの支援策▽空き家対策条例を含む規制▽相談窓口の設置-などの対策を協議し、15年度から実施したい考えだ。

市政策課は「空き家問題は放置できない事態となっている。所有者に適正管理を促す啓発策も含め、有効な手立ての検討を進めていく」としている。

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