放置マンションの空き家問題

滋賀県野洲市は今月25日から、同市内で長年放置されている空き家マンションを行政代執行で解体。マンションを解体する行政代執行の実施は全国でも珍しい事例です。

築約50年、10年ほど空き家になっているこのマンションは、アスベストの問題も含んでいます。アスベストの処理の事もあり解体費用は約1億円、回収の見込みは未定です。

現在問題になっている空き家は一般的には戸建て住宅が多いですが、今後このようなマンションやアパートといった集合住宅も深刻化してくるものと思われます。

現在81年6月以前に建築された旧耐震のマンションが約106万戸、71年4月以前に建築された旧・旧耐震のマンションが約18万戸となっています。マンションも築40年をこえると空き家率が上昇するといわれており空き家問題が深刻化するものと思われます。

空き家化が進んだマンションはどうするのか・・・。建て替えは現実的に難しい・・・。区分所有権を解消し土地を売却するには全員の一致が必要・・・。

現在被災したマンションや耐震不足のマンションについては5分の4の合意で可能という事になっていますが、通常の物件でも同様,もしくはもう少し緩和された法改正が必要かもしれませんね。

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